This story just began 開発後記2


シナリオ雑感

#1 "THE DAWN"
黒斧の……まで行き着くシナリオ。
当初は団結していたと思われる夜明け。しかし、まっすぐ過ぎるロジャーと手段を選ばずカンプアクストを打倒しようとするホーフェンリンは対立。
理想(ロジャー)VS現実(ホーフェンリン)、あなたはどっちに賛同ですか?私は理想を心の中に抑えつつ、結局現実主義に賛成するだろうと思います。
だんだん広くなっていく戦闘マップにデバッグ時めまいが。

#2 "PREMATURE WAR"
最初のマップから分岐。
早すぎた戦争。3つの中では一番ウェイトが軽いシナリオです。
アッサリ風味で、オスカーが出てこないこのシナリオの存在意義は、最後、豪快に味方ユニットを食っていく戦艦ツェルマティアの46センチ砲と断言しても過言ではありません。
シナリオ#1で解体されてレラクサ沿岸要塞地帯(再起する夜明けのマップ)に置かれていたのはこの戦艦の砲です。
どうでもいい戦艦ツェルマティアのスペック
排水量:29000トン
主砲:連装20口径46センチ砲・3門
副砲:単装40口径16センチ砲・3門
無理やり載せた46センチ砲がヘビーすぎて凌波性も復原性も最悪。外海での行動が危ぶまれているというか無理。
実質、ただの象徴+沿岸攻撃用の船である。解体予定。

#3 "SPIRITFIRE"
トータス低地から分岐。
ラストのオスカー側の展開はありえなーいとか思いつつ、やりました。
最後に取り掛かったシナリオで、最初は絶対無理無理、シナリオ#1#2だけでいいじゃねーか、もう限界だよ作れないと思いつつ、いつの間にか一番入れ込んで作っていたシナリオ。
アクの強い人達が大活躍。一番うまくまとまった感じです。エンディングの余韻が好き。

#4 "KARELIA NO YORU"
全てクリアした人へのおまけです。マップがまったく余ってなかったので、この投げやりなモノになってしまいました。
いわいるひとつのピンクのしおり編。問題はここまでやりこむ人がいるかどうかだ。


キャラクタ講評
ロジャー:
主人公。頑固一徹。わがまま。一本気。髪がやばい。近くにいたらヤなやつだと思う。
ウカー:能天気。初期装備のガトリングガンと疾風の性格で序盤大活躍の男。影が薄い。ゲームではもてないと言われているがホントはそうでもないらしい。
アルシオ:永遠のサブキャラ。ステータス的にリペアキャラとして大活躍。
ゴッダン:おやっさん。当たらないバズーカと強靭な防御力による壁。Fs38はこいつのためにある。とてもプラスティッキーでヅラっぽい髪型。
アリタ:クズネツォフの元部下という設定は大して生かされぬまま、ただの打たれ弱いユニットとして君臨。最初はもっと色々とストーリーに絡んでいたのだが……。
スティ:最初は毒舌家設定だったが、むしろやたら噛み付くガキになってしまったので性格を変更した。顔の線画が、鼻以外垂直中央を境に反転コピーで作られている。
レン:超気分屋。オールド(に片足突っ込みかけてる)ミスは怖い。最初「は?こいつ男じゃなかったの?」とか友人に言われてた。誰が何と言おうとこのゲームのヒロインです。異論は受け付けません。ヘッヘッヘ。
ケフィン:いつの間にか武器マニアになってしまった。しかし、一番マトモな性格っぽい。
ゲオルグ:ヴィスラトリオその1。濃すぎる顔立ちと髪形が暑苦しい。ステータスは高いが、こんなキャラ使いたいか?顔のキズはヴェルナーにつけられたらしい。
ルシオ:ヴィスラトリオその2。マキグソヘアーの渋い親父。アゴが割れすぎ。後半のヴィスラVSブリヤート関連シナリオを削ったので、イマイチ目立たなくなった。
フドゥール:死んだり、中身が違ったり、忙しい人。シナリオ#2で登場時、強いスキルを覚えているのにSPが足りず使えないのが非難轟々。
ホーフェンリン:「なんでこんな普通な人の顔なの?」とか友人に言われてた。小国なりに頑張った政治をやろうとしたら、ロジャーに反感もたれて悲惨。顔にキズ負ったあとがJOJOの花京院まんまだと思ったけどカッコイイからそのままにした。
ケヴィン:意見が容れられなかったら裏切る超わがまま娘。森○博子に似ていると不評だったが、差し替えるのを忘れていた。どーせヒロインじゃないんだからいいじゃん。
ゴード:ホーフェンリンに潰された副官。嫌なやつに描写されていたが根はいい人だとみんな言ってたらしい。このサイトのトップにあるプロローグの、ハイデン暗殺作戦を指揮したのはこの人。
クレッチマー:ホーフェンリンの副官。色々裏方で頑張っているらしい。
イーン:良識家。夜明けの良心。所詮中戦車のTKVで頑張る人。
ハインリキ:女性将官。人手が足りないセバストの象徴らしい。顔グラがケヴィンのボツグラ転用とかなわけではありませんよ!
アントン:意志が弱い人。シナリオ#2でのハインリキに対する態度を見る限り、女性には強く出るらしい。
セバスト国王:顔なし。年齢不詳。70代〜か?セリフもなく爆死。そういやダモクレスの剣のときも国王は顔無く死亡していたな……。結構優柔不断で、重臣に振り回されていたため、今回の反乱を招いた。予備役編入間近のアントンを、最後の計らいで親衛隊指揮官のポストに就けたりしていたが、そういう優しい部分が結果的に自らを殺したのかもしれない。
シュパンダウ:ヴィスラトリオその3。ジャガーノート中戦車乗り。ヴィスラ軍人はみんな濃すぎ。しかもこの人、#1最終面で「蹴散らしてくれるわ!」というセリフを戦闘のたびに喋りまくるというバグがあり、笑った。
ハイデン:存在感のないボス。そもそも、この人はそこそこちゃんと政治をやろうとしたが、カンプアクストが暴走気味だったのがいけない。
テオ:非常に悪辣な友人によく似ている人。ただの気の弱い三下か、ヘッヘッヘおぬしもワルよのぅ三河屋な人だった。
エーゲル:ちょっと存在感のあった敵だった。っけ?もう一人、こいつの下に悪役商会なキャラがいたが、役割的にかぶるのでエーゲルに吸収された。
クズネツォフ:スケールの大きい悪を求めたが、最終的に自分だけが安全ならいいよ、他は混乱してろ万歳な!小さいやつになってしまった。道化。
マーリ:生真面目な人間は損をするということを地で行ったキャラ。味方にするつもりもあったがやめた。
オスカー:こんなマンガチックなヤツいるわけねー、削るかー、と悩んだ人。最終的にはいて良かったけど。
ラジー:ナイスな副官。ヘンネガウとステータスが被る面があってちょっと影が薄いか。オスカーとラジーで映画賞コンビ。
ブルガンド:いい兵士キャラです。郷に入れば郷に従う人。
ヘンネガウ:エキセントリック軍人ガール。我が強いことが、#1でよくわかる。
ヴェルナー・フォン・カールスルーエ・2世:余裕綽々のSiW師団長。異様に強い戦車に乗っている。ブリヤートの前身であるケーニヒスベルク連合王国の王家の出身らしい。彼のヴェルナーという名は一族の鬼子の名だという。縁起をかつぐためにわざと忌み嫌われているその名を引き継いだらしい。
ハルペルト:副官。影が薄い。クロンギヌとかぶりすぎ。まぁ、ゲームに出てこないところで活躍しているんですよ。この人。多分。
クロンギヌ:ヴェルナーとハルペルトといった師団長や副官が戦場に出て行ってバキバキ戦うなんてしたら困るので急遽作られたキャラ。実戦部隊リーダーとしてクロンギヌは必要だったわけだが、ゲーム的にはやっぱりいらなかったかもしれない。突撃隊長→突撃→槍→ロンギヌス→スロンギヌ→"ス"をいじって"ク"にしよう!→クロンギヌとなった。


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