Zerrmatian Party ツェルマティア党
 ツェルマット人の権威獲得を掲げて台頭してきた新興勢力。巧みな先導政策によりツェルマット人の革命者となりつつあり、平和的解決によるセバスト人との共存というスローガンでセバスト人にも支持されつつあるが、その裏ではブリヤートの軍事支援によって着々と力を蓄えていた。

ハイマー・ハイデン
ツェルマティア党党首でカンプアクスト総司令。
ツェルマット人の絶大な支持と、ブリヤートの軍事支援を受け、クーデターによる政権剥奪を目論む。
重工業化による軍事大国化を目指す。
テオ・イスト・グロッサリア
ツェルマット党副党首で名誉大将。元広報主任。ツェルマット党の情報面を受け持つ。
同時に、カンプアクストの実質的権力者として君臨する。
エーゲル・ハンス
名誉中将。警察組織などを使い市民の管理を行う。カンプアクスト内では、民兵師団の司令のポストにある。
いかにも陰険で暗そうな風貌と性格を持つ。

KampfAxet ツェルマティア党武装組織カンプアクスト
 ツェルマティア党の武装組織。当初は主義者のみの小規模勢力だったが、民間・国防軍の一部勢力を加え巨大化していった。国産兵器とブリヤートの兵器が混在している。

ラインハルト・クズネツォフ
 カンプアクストの情報機関であるクズネツォフ機関の最高責任者。カンプアクスト少将。
 元国防軍大佐で情報将校。常に茫洋としており、つかみがたい性格を持つ。彼の指揮するクズネツォフ機関は情報収集と同時に、暗殺や工作といった裏仕事もこなす。上司のテオとクズネツォフの意向で、一個大隊の機動歩兵部隊が配属されており、情報機関の枠を超え、特殊部隊の位置にある。
マーリ
 クズネツォフ機関所属の中尉。クーデターで不足しているカンプアクストの兵力を補うため、さまざまな場所へ派遣されている。やや熱くなりやすい性格であるが、情報分析能力や機動歩兵操縦の腕は高い。
ゲンゲ・ボッシュ
 名誉少将。ツェルマット党第7号党員。元々は会社会長だったが、熱狂的なハイデン主義者で大口のスポンサー。その影響力により、民間人で構成された民兵師団の司令となることをハイデンに承諾させる。しかし軍事マニアというだけで、指揮能力などの才能は無能。
オスカー・ケル
 カンプアクスト少佐。元国防軍中尉。
 抑圧され続けたツェルマット人の地位向上のため、ハイデンを信じてカンプアクストへ入隊した軍人。
からりとした性格と高い戦闘能力で部下からの信頼は厚い。
ラジー
 カンプアクスト中尉。元国防軍軍曹。
 オスカーの昔からの部下で、彼に付いてカンプアクストへ入隊した。冷静沈着な性格で、オスカーとはウマが合うようだ。
ブルガンド
 カンプアクスト少尉。元国防軍軍曹。
 オスカーの昔からの部下で、彼に付いてカンプアクストへ入隊した。若いが、優秀なアタッカー。
ヘンネガウ
 カンプアクスト中尉。
 オスカー隊の副官として配属された。当初は国防軍からの転属組みであるオスカーの監視役だったが、今ではすっかり馴染んでしまっている。エキセントリックな言動で、はたから見ると危なっかしい。


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