先生、起動したのはいいのですが、なにをすればいいのかわかりません。
OPもなくいきなり街の画面が出てくるのですが……。

うむ。レトロゲームっぽく突然始まる感じにしたかったのじゃ。
ゲームの詳しいあらすじはサイトや説明書で読んで確認してくだされ。

うーん……。
……では、これから何をすればよいのですか？

まず冒険者ギルドでキャラクターを作るのじゃ。
パーティは最大4人までなので、はじめは４人つくるとよいじゃろ。

はいはい。作りました。
職業みたいなのはないのですか？忍者とか侍とか盗賊とか。

このゲームではないのじゃ。

職業というか、役割分担があり、大まかに分けて、肉弾戦担当か、黒魔法使いか、白魔法使いとなるんじゃが、この時点では誰をどの担当にさせるかを大まかに決めてキャラ作りをしておくとよいじゃろう。

はーい。次はどこですか？

酒場でパーティを編成するのじゃ。

(あれ……右下の女性の顔がバグってますが……)(先生：あ、イベントがここだけ変じゃ！修正せんと……)
冒険者の酒場ですか……。はい。編成しました。次はマーケットですか？
　

そうじゃ。ここがちょっとキモとなる。

このゲームでは、キャラによる装備制限は無い。どんな武器・防具も装備することができる。
だが、攻撃系の黒魔法を使うためには杖系の武器を装備、回復系の白魔法を使うためにはメイス系の武器を装備しなければならん。

また、ローブ系の防具は防御力は低いが、魔力を上昇させたり魔法を防ぐ効果があるので魔法使いなら装備して損は無い。

オススメは、戦士2名、黒魔法使い1名、白魔法使い1名じゃ。
ザコを一掃したいなら戦士1名、黒魔法使い2名、白魔法使い1名じゃな。
ちなみに隊列の前後による攻撃の当たりにくさはこのゲームにはない。
4人横に並んで歩いているイメージで冒険してくれ。

そういうシステムですか……。
ぼくは魔法剣士がいいんですけど……。

迷宮で宝箱を開けておればいずれそういう道が開けるんじゃ！

そうなんですか？

それは迷宮に潜ってからのお楽しみとして、次は魔法屋じゃ！

巻物を買って、使って覚えさせていくんですね。
あれあれ、これって何人にでも使えますが……。

そういう仕様じゃ。
一度きりの使用品じゃと金も大変じゃし、誰がどの魔法を覚えていてどれを覚えていないかその都度確認せにゃならんじゃろ？

そうですね。
テストプレイ時に間違えてバカ高い巻物をダブリで買った経験からですか？

……。
まあ、ここまでくれば、後は迷宮に潜るだけじゃ。

ドキドキしますね。
傷ついたら街の宿屋に行けばいいんですね？

そうじゃ。では幸運を祈る！